今日という日は残りの人生の最初の日

人生を充実させるコツは、より多くのものを好きになること。

夏の終わりにはただ貴方に会いたくなるの ―Live in JT Home vol.9の感想

Live in JT Home vol.9の配信を見ました。

今回はお仕事でリアタイできず、アーカイブ視聴。また再生しながらレポ書いてみます。
どうぞお気軽に閲覧くださいませ。
※未視聴の方はネタバレにご注意ください。
 
 

Never Lose My Vibe

・例の如く最初からガシガシ踊る曲で来たな…と思った。
・今日は全体的にラフで緩い感じの衣装。半袖で薄手の素材で前回よりだいぶ涼しそう。
 オーバーサイズだからダンスもいつもより柔軟性高かった気がする。
・ダイヤモンドフェスではラストの曲だったからあの時は「最後の力を振り絞る」ような感じだったのに対し、今回は一発目なので表情にも動きにも若干の余裕が見える。
・それほどガチガチに固めてないのか、激しい動きで乱れていくヘアセット。
 この間美容室行ってた割にあんまり長さ変わってない。毛先を軽く整える程度だったのかな?
・何度見ても難解な振り付け。でも田口さん好きだろうなっていうのは踊っているときの表情でわかる。
・「バイブス」という言葉を田口さんもよく使うけど、「Vibe」は一般的には「その場の雰囲気」という意味で、別の意味としては「感情」でもある。この曲名の訳として一番しっくりくるのは「感情を失うな」なのかなってリリックから感じる。
 

Hold Us Down

・最早ライブでは毎度お馴染みの曲になってきた。配信ライブでは皆勤賞なんじゃないだろうか。
・でもイントロが流れたらその度ワクワクせずにはいられない。いつか配信じゃなくて生でこのパフォーマンスを見られるときは一発目に見たさある。
・サビの振り付けはもう田口ファンは全員覚えたと思う。ミュートで見たとしてもこの曲だってわかるよ。
・同じ曲と同じ振付でも衣装やカメラワークによって見え方が違うのが面白い。今回は引きの映像が比較的多かった気がするので、ダンスの全体像がよく見えた。
「自分を抑える」って意味の曲名だけどリリックや振り付けには全く真逆なものを感じる。他の意味もあるのかな。
 

MC

・前回の8月に続き、1か月ぶりの月イチ配信ライブ。配信ライブ独特のリラックスできる空気を楽しんでほしい、と田口さんの挨拶。今日は画面外からの拍手が聞こえるけど、ゲストさんかな?スタッフさんかな?
・今日は「夏の名残」をイメージしてアガる曲を冒頭に持ってきた。
・恒例の乾杯コーナー。今日は田口さんは水で乾杯。
 田口「前回ノンアルコールビールでいったけど、炭酸がキツくてw」
 3月が本アルコールビールだったことを考えるとどんどんシンプルになっていく田口さんの飲み物。
・「乾杯!」から今日はシャンパンタワーができるレベルのギフトが降ってくる。
 結構見たことない名前の方がいたような。
・今日も田口さんの手書き色紙のプレゼント企画あり。
 今回は緑色のフォントで書いて、何気にサムネのフォントもそうなってるっていう芸の細かさ。
・ギフト上位10名にはミニ色紙プレゼント。
・今回もコスモシティとジュウゴノシンゾウの楽曲で作った特別なセトリ。
 

Atmosphere

・この曲久しぶりじゃない!?って思ったら6月のライブでも歌ってた。ジュウゴノシンゾウの楽曲に比べて圧倒的に横文字タイトルが多いアルバムなので、実はスペルが分からなくて調べた。「Atmosphere」の意味は「大気」。コスモシティの楽曲はアルバムタイトル通り宇宙に関するワードで出来ている。
・背景の映像にもどことなく地球の大気を思わせるCGが流れてる。ドライアイスか何か使っているようなスモークも出てくる。
・画面越しに手を握られたり指先の感覚を感じる人多数。
 

No limit

・ライブで聴いたの初めて?久しぶり?分からないけどどの道珍しいセトリ。
・ここでおそらくお初の方からコメントが来る。そして優しいファンの方々がコスモシティの訴求。ボカロ界隈か踊り手界隈かその他の方か分からないけど「今度購入します」と嬉しい返信。田口さん良かったねぇ!
・DAZZさんを求めるコメント多いけどこの曲のコラボ相手はSNEEEZZEさん。
・曲の終わりに田口さんのコメントあり。珍しい。
 田口「皆もさ、『できないかも』とか『辛いな』とか思って諦めちゃったりすることあるかと思うけど、そこで頑張って自分の壁を越えて、できた時には凄い達成感があるから。行先は『No limit』で行こう」
「No limit」の意味は「限界はない」
 

MC

・今回のライブしか見に来られない方もいると思うので、手を抜いたりはしたくないし見てくれた一人一人に満足してもらえるようなパフォーマンスを心がけている。
・凄い感動的なことを言ってくれてるけど何故か降ってくるのは栗のギフト。
 田口「今日は栗さんなの?」(さんつけてるの可愛い)
・今日は夏にやり残したことをテーマに作っているけど、秋という季節も凄く好き。
 

色紙争奪ジャンケン大会

・今日はゲストもこの後来るので早めにジャンケン大会。
・私は後追い組につき参加できず。これがアーカイブ視聴の悔しいところ。
・今日は蒸し暑い、って言ってるけど多分それは貴方が動き過ぎなんだと思うw
・負けた人に「ごめんねぇ…」って言ってるところに彼の優しさが出ちゃってて好き。
・ここでも画面外からの拍手が聞こえる。
・折角のプレゼントだから、とせっせかせっせか書いているという田口さん。可愛い。
 

サタデーナイトクルージング

・土曜日の夜にやっとこの曲が聴けた。スタンドマイク出てきたときはMiss youかと思った。
訳すとすれば「土曜の夜の旅」かな。会社員としては休日出勤した日の帰り道の怠くも心地よい車内の空気を感じる。
・前回はジュウゴノシンゾウLIVEだったから、涼し気でラフな服装で歌っていると曲の雰囲気を感じられて良い。
・見ながら歌ってたけど息継ぎ難しすぎた。サラッと聴ける曲だけど元がボカロなので実は難易度高い曲なんです。カラオケで歌ってみると分かるよ。
・コメントでも流れてるけどドライブの助手席に座りたくなる曲。なんか今回のライブは前半この手の疑似恋愛できる曲多いですね。皆さんコメントで浸ってて笑う。
 

Lofty Dream

・これも久しぶりだ。今回前半はコスモシティで攻めますなあ。
・この楽曲もまた「自分が相手だと妄想できる歌」なんです。へへ…
「Lofty Dream」の意味は「高嶺の花」。へぇ、そうなんだ、って初めて聴いた時は思ったなあ。
 直訳は「高尚な夢」だけど、手の届かない存在って意味でそういう言葉に変換されるのかな。
・伸びた髪とラフな服装からか大人の男の色気のようなものを歌っている姿から感じる。
・途中でスタンドマイクからマイクを外して、スタンドを抱くような魅せ方がズルい。画面上の皆さん全員抱かれてる。
 

MC

・「サタデーナイトクルージング」と「Lofty Dream」を繋げて歌ったことは今までなかった。
 夏の終わりの侘しさや寂しさが割と嫌いじゃなくて、一緒に過ごした夏が過ぎていって、寂しい季節になる時のほろ苦さをこのセトリで表現できればと思った。この2曲は相手を想う気持ちという部分が似通っている。
 田口「自分のちょっと前のこととか色々考えながら歌ってみたけど、皆さんにはどんな風に伝わったでしょうか?」
 確かに大人の恋愛を前面に押し出した2曲を繋げてきたなって思った。ちょっと前、って意味深なこと言ってた田口さんに最近何かあったの?と色々勝手に想像した。
・今は新曲の制作をしている。8月はライブが多く、9月に入ってからは制作でドタバタしている。この間は遅い夏休みをようやく満喫できた。今年は本当に頑張った夏だと思うので、秋冬にかけて皆に披露できると嬉しい。
 

スクショタイム

・今回は割とフリーに進める。いつも通り皆スクショに夢中でコメントが見事にピタッと止む。
・最近TicTokを始めた話。TicTokの発音が相変わらずズレてて可愛い。
「横顔見せて」・・・ナイスリクエスト。美しい横顔はちょうどジュウゴノシンゾウのジャケ写と同じ角度。
「見下ろして」・・・座った体勢では上手くできない。多分これじゃないと田口さん本人も察して爆笑。
「振り返って」・・・「この角度広末涼子さんよね」自覚あったのか!うんうん似てるよ。
「髪かき上げて」・・・前回は「セットが崩れる」ってやってくれなかったけど今回はやってくれた。良い。
「鼻を触って」・・・謎リクエスト。悪くないけど多分そうじゃない。
・今日は割と無難でいい感じのリクエストとアクションだった。後でスクショしよう。
 

路地裏探訪(Dance with えとう)

・皆さん興奮のあまりギフトで画面が埋まって見えない。
・可愛い可愛いえとうちゃんはコメントでも大人気。動画の頃よりだいぶ身体が絞れてる気がする。
 紫色の髪色が映えてて素敵。残念ながらマスクオフのお顔は見られず。
・えとうさんが7割作った振付は本当に作り込まれててカッコイイし可愛い。
・動画と同じく田口さんとミクさんのデュエット音源でパフォーマンス。
・ノーカットのライブVer.でも動画に劣らないシンクロぶり。
 

Dance Time

・しょまとがんそさんが合流して4人でのダンスパフォーマンス。
・どこかで聴いたことがある曲だと思ったら、もしやDIMENSIONSライブでMomentsの4人が魅せていたダンス?全員10代のあの子達とは違う大人の空気感漂うコラボ。
 

タイニーバニー(Dance with しょまとがんそ)

・初めてステージで見るダンス。全員スーツでキメていたあの動画もいいけど、割とラフな服装で踊ってるのも良いね。
・センターポジションのフォーメーションが所々で交代するのが良い。
・前に田口さんがTwitterに上げてた「仕込み中」の動画は2番Aメロのところからですね。動画じゃよく分からなかったけどこうやってライブで全体像を見るとよく分かる。
「タイニーバニー」の意味は「小さなウサギ」なので、皆さんニンジンのコメントやらギフトを贈る。実はリアタイできない私がライブの少し前にTwitterで呟いていた内容でもあるので、もしかするとその意思を受け取ってくれた方がいるのかもしれないと思うと嬉しかった。アーカイブ見た田口さん笑っただろうな。
・「間違ったまま、苦しいままに行くしかない」という歌詞が妙に刺さるよ…
 

MC

・今日はゲスト登場という今までにない試みなので、ゲストを交えてのMC。嬉しすぎる。
・ライブで披露するのは2曲とも初めて。3人にコメントを求める田口さん。
 3人とも「ミスりませんでした!」というコメント。MC慣れしてない感が微笑ましい。
・「踊ってみた」の反響についてえとうさんに質問。
 えとうさん「何で田口さんと踊ってるの!?って周りの友人に驚かれました!」
・えとうさんには振り付けのお仕事なんかも今後お願いできると嬉しい。踊り手が知り合いにいる方にも是非えとうさんとのコラボをオススメして欲しい。
・がんそさんはゲーム再現の動画がTwitterで2000万再生越え。(凄い…)
 しょまとがんそさんの喋るタイミングが高確率でハモってるの可愛い。
・「タイニーバニー」の撮影は早朝から行って大変だった。早朝とはいえ人がかなり通っていたので、田口さんの姿に気付いた人が結構カメラで撮ったり見てたりした。でもそれを本人に言うと、「それがまた良いよね!」と言ってたのがカッコイイと思った、としょまさん。
・折角なのでえとうさんやしょまとがんそさんに質問を…と画面上のコメント勢に促す田口さん。そんな田口さんの後ろではしゃいでいる3人。ノリが良くて好き。
 田口「すぐにふざけたがるよね、君たちはねw」
・ライブ本番前に田口さんのTikTokを開設した。えとうさんとしょまさんと一緒にダンス。
・3人の年齢について質問が上がるも、「年齢は非公表です!」
・えとうさん、しょまとがんそさんとは「ボカロJUNction」で共演する予定だった。(コロナの影響により延期中)初対面もその打合せの時。
 がんそさん「オーラが凄すぎて人間としての常識を忘れた」
 しょまさん「エレベーターの下で二人でソワソワしてた」
 えとうさん「エレベーターの下でソワソワしているお二人に会った。初対面の時は全然何も喋れなかった」
・3人の年齢は非公表だけど、一応この中では田口さんが一番年上。こんなこと言ったら失礼だけど、3人ともすごく可愛くて自分がお兄さんでいられる、と田口さん。そのコメントを聞いて「いやぁ~」と照れるようなポーズを後ろで揃ってする3人。なんて可愛いの。
 田口「おいwすぐボケようとするんだからw」
・今後もYoutubeやボカロJUNctionで3人とは共演していきたい。
 

ニライカナイ

・もうライブでは外せない曲となりつつある。投げ銭の大半をこの曲が占めているといっても過言ではない。
・いつも通り無数の魚ギフトが降ってくる。このギフト芸を生み出した田口さん、ファンの皆さん、そして作曲者のしぇろ二期さん凄い。お初の方も何となく流れに乗ってお魚降らせられるんじゃないかな。
・今回もギフトの重さで画面がカクカクするけどその感じすら楽しい。お魚ギフトだけでは飽き足らず人魚を召喚する方も。
ニライカナイ」の意味は「沖縄地方で海のかなたや海底にあると信じられる理想郷」の名称
・「晩夏」がテーマになってそうな今回のライブのラスト付近に持ってきたのも頷ける。
 

閉花予想

・ライブで歌うの久しぶり、といってもジュウゴノシンゾウLIVE以来か。
・ここでお魚祭りから桜祭りに切り替わるコメント。画面上に桜吹雪が舞う。
・キーも歌いやすいし歌詞も覚えやすいので、画面上で見ながら思わず歌詞を口ずさんでいた。
・これはどちらかというと春の歌だけど、終わりに近づいているときという意味では晩夏の切なさに近い部分があるのかな、と歌詞を聞きながら思った。
この曲のタイトルは「開花予想」ではなく「閉花予想」です。お初の方はお間違えの無いよう!
 

ペタルダンス

・この曲のイントロが鳴ると終わってしまうんだなということを感じて切なくなる。
・何度聴いても歌詞が心に染みる。アーカイブを見ながら一緒に歌ってた。
・この曲で花束を降らせたり、アフロディーテを召喚する方々は歌詞の意味をよく理解して聴いているということが伝わってくる。
「ペタル」は「花びら」、「ダンス」は「踊る」。この楽曲のイラストを描いた方のコメントは「花弁が美しく散るのは、美しく咲いたから」。
・バックの照明の光が彼の横顔を照らす演出に感動を覚える。
 

MC

・ライブは本当にあっという間、でも一回やるごとに自分の心に刻まれるような、一度限りのライブを全うできたと思えるような配信をできたと思う。いつも協力してくださるミナモトビジョンさんにも感謝。
・この時点で「アンコール」のコメントが流れる。
・10月にはZoomファンミーティングと、第4土曜日にはまた月イチライブを開催する予定。詳しい日程はまだ立てられていない。ファンクラブ会報は早ければ今月中にデジタルで公開予定。色々と予定があってファンは幸せです。
・今日からTikTokを開設。えとうちゃんとしょまくんが手取り足取りTikTokについて色々教えてくれた。
 田口「何で今までやってなかったんだろうって」
・コメントのアンコールに応えてアンコールも準備万端。
 

フライアウト(アンコール)

・前回の月イチライブでは一発目だったこの曲が、今回はラスト!ダイヤモンドフェスにも選ばれてた一曲だったし、本当に大好きな曲なんだろうな。
・今まであまり歌ってなかったロック調の曲。でも、回を重ねるごとに歌声も安定して、自分の曲にしていってる感じがする。難しい歌詞だけど私も自然と覚えてて、配信を見ながら一緒に歌っていた。
・いつか生のステージでこの曲を全力で歌う彼を見たい。
「フライアウト」の意味は「飛び立つ」。MVのイラストで手錠と足枷を千切って飛び立っている女の子の姿が印象的。歌詞以上に曲名に作者の思いが現れてる曲だと思う。
 

■総括

ライブ三昧で忙しかった8月からすると、9月は割とのんびりと「遅めの夏休み」を過ごせたのではないかな、と彼のインスタやTwitterを見てると思います。
それでも定点で必ずファンが喜べるイベントを用意してくれるので、退屈せずに楽しく過ごせた9月でした。表立った活動は無くても、制作とかレコーディングを行っていることは所々でチラ見せしてくれましたね。今年が終わるまで楽しませてもらえそうです。
 
今回のテーマは、明確には語っていませんでしたが個人的には「晩夏」なのかなぁと思いました。
最初の2曲は夏の楽しさを感じるようなアガる曲で始まりましたが、その後は全体的に「夏の終わり」を意識した切ないセトリになっていたような。衣装もゲストさん含めラフな服装でやってた印象です。夏の終わりというとどちらかというと前回の8月末の方がそうなのかもしれませんが、今年は気候的にも田口さんのスケジュール的にも9月の終わりこそが「晩夏」だったのかもしれないですね。
 
このライブのレポを書くとき、何故か自然と各楽曲の曲名の意味を考えていました。
先日にTwitterで田口さんがリプ返大会を行っていた際、「歌詞の意味を身体全体で感じ取ること」を意識しているといったコメントをしていたのを見て、見る側である私もそこを考えようと少し思ったんですよね。
そこを理解しているかしていないかで彼のパフォーマンスの受け取り方も変わってくるので、今回のライブで田口さんのアルバムを初めて購入されるという方にも、是非歌詞を噛みしめながらじっくり聴いていただけると嬉しいなぁと。彼は所謂クリエイターではなくパフォーマーですが、作り手が込めた歌への思いを意識したパフォーマンスこそが最大の魅力です!
 
9月は結構遅めの夏休みを満喫したようですが、ちょうどつい先ほどのツイートからすると、今日からまたカロリー制限始めたりして再びストイックな生活に戻っていくようですね。あまり無理せずに頑張って頂きたいものです。
 
このライブや他の場所でも呟いていた「制作」とか「今はまだ言えないこと」とか、それらの伏線の答え合わせができる秋冬を楽しみにしています。
どうぞ充実した秋をお過ごしくださいませ。今回もお疲れさまでした。