今日という日は残りの人生の最初の日

人生を充実させるコツは、より多くのものを好きになること。

もう二度と失わないように ―SPECIAL LUNCH&DINNER LIVE SHOWCASEを観た感想

お久しぶりです、アンです。
ライブ三昧の年末ですがここ最近ライブレポがご無沙汰になっていたので久しぶりに書きたいなぁと。
お気軽にお読みくださいませ。
 
 

Lofty Dream

・最初は飛鳥さんのピアノ演奏からスタート。ラグジュアリーな会場のライブに相応しいオープニング。
 本日はゴージャスにグランドピアノでの演奏です。これは飛鳥さんのオリジナル楽曲なのかな?
・自然な形で「Lofty Dream」に入る。今日はロングジャケットの黒スーツに、短くカットした髪を大人っぽくスタイリング。
 バンドメンバーも黒で纏めた衣装でスタイリッシュです。
・一発目がスタンドマイクでの演出って珍しいなーって思ったけど今回のライブは基本このスタイルだったようです。
・バンドの皆さんにもスポットを当てたカメラワークが素敵。
・「高嶺の花」を意味する曲名の大人の恋愛の歌詞が、ここ一年でまたグッと大人の魅力が増した田口さんを引き立てます。
 

サタデーナイトクルージング

・オープニングで少し喋ってるけど聞き取れず。現場に入った皆さんには聞こえたのかな?
・これまた大人の恋愛って感じの曲ですよね。
 「たまにはやりがいってやつも心地が良いよな」なんて怠い身体で伸びをしながら言えるのなんて大人だけです。
・ピアノの旋律とドラムのリズムが入ることでロマンチックな夜景が自然に入ってくるような雰囲気になってます。
 

ペタルダンス

・冒頭でこの曲が入ってくるというかなりレアなセトリ。
・従来であれば締めに入ってくる曲ですが、歌っている田口さんの表情から歌詞をしっかり噛みしめて歌っているのが伝わってきます。
・いつもは余韻に入るようなタイミングなのでここでホロリと来てしまうんですが、今年の締めくくりともいえるライブなのでまた違う意味での灌漑深さを感じます。
 

MC

・本日の会場はラドンナ原宿。ランチ&ディナーショーなので今日は2回目の公演。
 会場のお食事は田口さんも一味先に頂きました。ツイキャスより)
・バンドメンバー紹介。ジュウゴノシンゾウライブからお馴染みのメンバーですが、今日はマニフェリーターのリョウさんが入っています。
iPadでニコ生のコメント確認。私も地方民なので配信で楽しませていただきました。
 ここだけの話今年最後の大盤振る舞いとしてギフトをかなり課金したっていうw
・いつもの乾杯タイム。今日はジュウゴノシンゾウからコラボカクテルをご用意。
 田口さんはノンアルコールの「ニライカナイ」で乾杯。
・位置の関係でよく見えるふぁみ。ちゃんの表情が素敵。
 

路地裏探訪

・ここで初めてアップテンポな曲!と思ったけど思えばこの曲はバンドメンバーが初めて演奏した曲でしたね。
 「ジャズ」というジャンルも今回のスタイルに合ってる気がする。
・カラスがないのでヒヨコのギフトを降らせる配信組。
・水彩画Pさんがギターの合間に手拍子してくれてるのが曲のコンセプトに合わせてくれている感じでとても良いです。
・後日談として飛鳥さんが直近のツイキャスで弾いてくれた曲でもあります。
・曲の締めで青山さんがアイコンタクトしているのがはっきり見えた。一体感を感じます。
 

Calling

・COSMOSCITYの曲でも田口さんが思い入れの深い曲として挙げる曲。
・コメントでも「コーラスでの低音が素敵!誰?」って言ってたけど、多分CDではトラックの下層の方にある田口さんの声だと思う。
 リョウさんがPCで音響調節してくれてるのかな。
・ダイヤモンドFesでのダンスが印象的な曲なんですが、歌唱に重きを置いた演出でも映える曲なんですね。
・低音だけでなく高音のハモリもよく聴こえた。
 

stay with me

・この辺りで今日のセトリのスタイルが何となく分かってくる。コメントしたけどロマンチックな曲で纏めてる気がする。
・そしてこの曲でも田口さんの低音ハモリがよく響いていた。
・一緒に歌ってくれているミクさんの声もよく響いてます。シンセサイザーは生きている。
・ジュウゴノシンゾウLIVEでは飛鳥さんのピアノオンリーで歌っていた曲ですが、全ての楽器の音が揃ったことでより深みが増している気がします。
・コメントでも仰っている方もいましたがやっぱり田口さんはライブの人ですよね。
 

MC

 田口さん「いつもとは違う会場なので、曲目もいつもとは違う感じにしてます(やっぱりそうですよね!)
・この曲(stay with me)、良い曲ですよね!と飛鳥さんに語り掛ける。
 ここで飛鳥さんが再び演奏してくれるw
 田口さん「ピアノ綺麗ですって言ってくれてますよ」
 飛鳥さん「あらまあ!
・次の曲は特別な雰囲気っていうことで、特別なカバー曲を披露。
 

flos(Cover)

・ジュウゴノシンゾウのサタデーナイトクルージングでお馴染み、R Sound Designさんの楽曲のカバー。
 田口さんがボカロ沼に落ちたきっかけでもある曲の一つ
・おそらく原曲キーで歌っているので、Rさんの曲は割と田口さんの声にマッチしているのかなーって思います。
・花の名前を囁くパートも忠実に再現。
・電波工作の放送中に「田口ファンに刺さりそうなボカロ曲」なるタグが存在したのですが、確かそこにも挙がっていた楽曲だった…と思う。
・映像も曲の作り方も情緒感が田口さんにとても刺さり、いつか歌いたいと思っていた。
 

▼素敵なご本家様

今日は折角のバンドスタイルなのでこの機会に披露。そのうち動画も公開予定とのこと。楽しみすぎますね。

MC

・クリスマスの予定はないけど、丸の内を歩いていてクリスマスの雰囲気を強く感じたという田口さん。
 田口さん「この一年本当に頑張ったなーって(本当にね…)
・今年はコロナで大変だったけど、配信で新しい形のライブができたり、直接お客様と合える機会の貴重さが身に染みた。
・今回はクリスマスにちなんでもう一つカバー曲を披露。
 

クリスマス・イブ(Cover)

・かの有名な山下達郎さんの名曲のカバー。
 田口さんの声質に合わせて本家より少し低めのキーでの演奏。これは老若男女問わず皆さんご存じでしょう!
・やっぱりこの手の曲にはピアノの旋律が映える。
・クリスマスなんて意識してたのは十代の頃くらいだけど、やっぱりこの曲が流れると街中にクリスマスの空気感を感じます。
 

MC

・今回、チケットの抽選予約の際に好きな曲のアンケートを取ってこの曲がやっぱり一番多かったとのこと。
 カラオケでしか歌ったことが無いのでドキドキしたけど楽しく歌えたそうです。
・バンドメンバーの青山英樹さんのお父様がこの楽曲のバックでドラムを叩いていたと!(素敵な偶然ですね)
 田口さん「今日、どうでしたか?」(このくだりは2回目らしい)
 青山さん「1回目よりはリラックスして…親父を感じて叩けたかなとw
 田口さん「今日(この曲を演奏したのは)初めて?…ではないか!」
 青山さん「いや、初めて…かも!
 田口さん「僕ね、ヒデとは(高校の)同級生なんですよ!
 青山さん「今日さ、楽屋で飯食ってたじゃん?なんか隣同士で飯食うのって高校の時思い出したよw
(高校の田口さんの話はメンバーからでさえも聞くことができなかったので、今のこの時聞けるのは非常に新鮮で嬉しかったです)
(でもお互いに左手でご飯を食べるという事実に気づいたのは今日が初めて)
 

▼良かったね…

 
・バンドメンバーとは仲が良くて、本当に身の無い話をしている。
 

Atmosphere

・この曲がバンドで聴けるのが本当に嬉しい。レア曲に感じるけどCOSMOSCITYの一発目の大事な曲です。
・配信組からすると星のギフトが使い勝手良すぎた。
・ジュウゴノシンゾウLIVEで初めて集結したバンドで演奏するとまた違う楽曲を聴いているような気分になる。
 

Cc:京都遊郭にて、空蝉。

・水彩画Pさんとふぁみ。ちゃんを入れたライブでやっぱりこの曲は外せませんね。
 コメント欄も「待ってました!」って感じのものが多い。
・今は流れるヘアセットではないけどあの頃よりずっと大人びた感じがする田口さんの色気が感じられる。
・ジュウゴノシンゾウLIVEでも思ったけどサビ前の水彩画Pさんの華麗なターンが良いなあって思います。
 指先だけでなく全身で奏でるギタリストさんですね。
・2番のサビでのアイコンタクト、間奏での背中合わせでは、二人の「言葉にはしないけど表現が一致した瞬間」を感じます。
 

MC

・この1年、すごく成長できる年になった。皆さんのお陰で踏ん張れたし、前に進める年になれたと思う、と田口さん。(ワイ氏、号泣)
・そんな中、自分の思いを歌詞に込めた曲を披露。
 

Stay True

・これで3回目の披露となる出来立ての曲。水彩画Pさんとの共作です。
・初披露の時より音響も演奏も洗練されていて歌詞もよく聞き取れるようになりました。
・以下、印象に残っている歌詞
 「悲しみを食べよう」「日々の終わりの手前で白い夢を見る」
 「この両手に抱えた劣等・孤独と小さな夢」「翼無くした命だとしても」
・前回にはなかった女性コーラスの声が聞こえた。京都遊郭でも聞いた覚えのある声だから水彩画さんのアレンジかな?
・「離さないで」が全面に現れたサビには「自分が自分を離したくない」という田口さんの思い。
 

MC

 田口さん「今年もう思い残すことはないです!(でしょうね!)
・来年はもっと皆さんとたくさんお会いしたい、やっぱり生の空間で会えるのは一生の思い出だと思うので、ずっとキラキラした思い出として残って欲しい。現場に来られなくても配信で楽しめる企画を用意したいと言ってくれました。
iPadで配信組のコメントを読み上げる田口さん、の前にスッと現れてコメントを覗き込む水彩画Pさんw
 田口さん「こうやってありがとうって言葉をかけて貰えるってね、すごく幸せなことですよ!」
 水彩画Pさん(暫く画面を凝視した後にスッ…と立ち去る)
 田口さん「な、何!?納得いった?何か腑に落ちましたねw良い仲間だって思ってくれたってことですよね?
 水彩画Pさん(頷いてる)
 田口さん「このバンドを率いてくれてる水彩画さん、今年一番時間を共にして、仲良くなって…楽しく二人で作ったStay Trueですしね!
 水彩画Pさん(コクコク)
(水彩画Pさんはステージ上では喋りませんが田口さんには通じている模様)
 

▼これですね

・会場で声が出せないお客様の代わりに自らアンコールをする田口さん。
 

Voices(アンコール)

・このバンドでお馴染みになったこの曲。ジュウゴノシンゾウで初めてバンドアレンジを聴いた時は涙が溢れそうになった。
・今日はダンスなしの曲が主のセトリでしたが、この曲で彼が踊り出すと「そうそう、これこれ!」というような実家のような安心感がある。
 楽器で鳴くバンドメンバーと踊りまくるボーカルが特徴的です。
・今日は音響の所為か普段楽曲では底の方に沈んでいるコーラスも良く聴こえました。
・USBに入ってないのが悔やまれるけど自身のMVをバックに歌っていたあの日が自然と蘇りますね。
・田口さんがあの時孤独に歌っているように思えたこの曲を皆さんが演奏してくれると、「彼は独りじゃないんだな」って思えます。
 

■総括

今年最後のバンドスタイルでのライブ、まさか今年中に3度も皆様に会えると思っていなかったので、ここに集えたことに本当に心から「ありがとう」と言いたいです。
全員個々に活動しているので「ここで俺が括るのも変かなって思って」敢えてバンド名は存在しない方々ですが、ここで終わらずに今後もたくさんの人々の目に触れる機会が多くあるといいなと思います。
 

バンドマスターの呟き

 

水彩画Pさんが「来年も」と言ってくださっているのが本当に嬉しい。
当の主催者が当日にツイートしてないもんだから、メンバー全員この水彩画Pさんのツイートに引リツで感想上げてるの笑う。(と、私はTwitterでも主張した)
メンバー限定ツイキャスで「バンド名をつけたらどうか?」という話をしていた時、「全員の頭文字を取るとどうだろう」とふと彼が言っていました。(だがしかし頭文字は色んな意味でやめとけって思うw)
年の順に並べると「STA…」となるそうなので、その話からすると水彩画Pさんは田口さんよりお兄さんなのかなーとか思ったり。
成程、それなら田口さんが懐いてるのも納得だw
 
字面的にあんまり宜しくないので頭文字案は速攻却下され、代わりに「印象に残ってる曲とかある?」と方向性を変えた質問を田口さんがした際に、ベースのふぁみ。ちゃんが真っ先に挙げたのは「Voices」でしたね。
おそらく過去に「HEROS」や「Moments」なるグループが存在したのでそこからの案なんでしょうけど、奏者である皆さんも確実に楽器で鳴いているという意味では、「Voices」、割とアリなんじゃないか?と感じました。
コメントでも流れましたが、コロナがもう少し大人しくなったらこのバンドでツアーとかやって欲しいですねぇ…。
 
そんなバンドを率いる水彩画Pさんと共に制作した「Stay True」は「自分が自分を離したくない」という思いを込めたそうです。
うん、そうだね。もちろんずっと自らを離さないでいて欲しいなって私も思うし、何よりこの1年でやっと掴んだその人たちの手をどうか離さないで欲しい。たった一人じゃステージは作れないんだから、さ…。
 
世間的にあまり良いことのなかった2020年でしたが、貴方のお陰で良い締めくくりとなりそうです。
楽しい1年をありがとうございました。