今日という日は残りの人生の最初の日

人生を充実させるコツは、より多くのものを好きになること。

今日という日は、残りの人生の最初の日。

お久しぶりです、アンです。
しばらくお仕事やらプライベートの都合やらでご無沙汰しておりましたが、今日のこの日を祝う記事くらい書かなければ!と思い久々に綴らせて頂きます。
特に中身も情報もないただの独り言なので、お時間のある方はお気軽にお読みください。
 
 
田口さん、36歳のお誕生日おめでとうございます。
こうやってお誕生日を祝うのは個人的には17回目になるんですが、今年はどんな日を過ごされたんでしょうか。
私も一週間後には三十路に突入するので、そろそろ誕生日が嬉しいんだか嬉しくないんだか分からないゾーンに入りつつあります。
 
んー…思い付きでこの記事を書き始めたので、この一年、ましてやここまでの十数年を語りながら祝うには尺と時間が足りないので、今回はブログタイトルにもなっているこの言葉について語りましょうか。
 
『今日という日は、残りの人生の最初の日である』
 
映画「アメリカン・ビューティー」のセリフにも引用され、1960年代のアメリカで流行した「Today is the first day of the rest of your life 」という格言。
 薬物中毒患者救済機関の施設“シナノン”の設立者であるチャールズ・ディードリッヒの言葉だ。
 昨日のつづきの今日という日。
 毎日が、これからもずっとあたりまえにつづくと思っていたあのころは、明日につづく今日だった。
 しかし、今日が明日へと必ずつづくとは思わない今、今日の重みをひしひしと感じる。

 

私の座右の銘です。(彼にそういう過去があるからこの名言を選んだわけでないということは記しておきたい)

 
最近になってようやく、「明日は当たり前にやってくるものではない」というような気持ちになるシーンに直面する日が多くなったと感じます。
いや、「死ぬ」とまでは思わなくても、「もう死んだ方がマシかもしれない」なんて思うぐらいに思い詰めることって、10代の頃はなかったなぁって。
例の事件の日も、彼の脳裏に真っ先に浮かんだ言葉は「終わった」という気持ちだったみたいなので、もしかしたら彼もそういう風にほんの少しだけ考えたかもしれないなぁ、なんて思います。
 
今日という日は「誕生日」という特別な日ですが、正直以前ほどの特別感は感じてなくて。
それこそ数年前は日付が変わる前にスタンバイしてたのに、今年は今になって滑り込みでお祝いしてるっていう。
でもそれはきっと、この一年の中だけでも「特別な日」と言える日がいくつもあって、ひょっとしたら誕生日よりも大事な日かもしれないなんて思うくらいに、毎日が「特別」の連続だった証拠かもしれません。
 
自ら筆を取って綴ったリリックを、水彩画Pさんのメロディーに乗せて歌った曲を発表したあの日。
8本MVを用意して、ボカロPさんとの渾身のアルバムをリリースしたあの日。
7年ぶりに舞台に立って主演を飾ったあの日。
 
その一つ一つを「一本の記事にしたい!」とただのイチファンでしかない私が全力を尽くす程度には、この一年は「特別」の連続でした。
(寧ろもっと書きたい事たくさんあったのに全部書き記せなくて申し訳ない)
 
彼がどんな気持ちで毎日過ごしているのか、遠くから見ているだけの私には分かりません。
でも、何となく「残りの人生」を真剣に考え、今日という日を特別に生きようとしているのかな、と私は「あの日」からずっと感じています。
 
改めて田口さん、お誕生日おめでとうございます。
たくさんの人にお祝いされて素敵な日だったと思いますが、「正直誕生日なんて数ある特別な日の一日に過ぎないよねw」なんて思えるくらいに、これからも日々「特別な一日」を更新していくことが貴方にはできると信じています。
 
そんな、「残りの人生の最初の日」を過ごしてください。