今日という日は残りの人生の最初の日

人生を充実させるコツは、より多くのものを好きになること。

コーラとピザとWiFi  ―Live in JT Home vol.8の感想

Live in JT Home vol.8の配信を見ました。

今回は私の親友の誕生祝をしながらの視聴だったため、彼女の所感も入れつつコンレポを書いてみます。
どうぞお気軽に閲覧くださいませ。
※まだ未視聴の方はネタバレにご注意ください。
 
 

フライアウト

・今月はライブ多かったし、今までとは違うセトリで来るかなと思っていたものの1曲目でこの曲は予想外だった。
 田口「盛り上がっていく準備できてますかぁー!」
・今日はエレガントな雰囲気の白いシャツに黒のパンツ。衣装提供はいつものチャヌさん。
 ジッパーとチェーンがたくさんついたデザインは相変わらずながら、どこか高貴なイメージを思わせるのは多分彼の元々の雰囲気の所為。
・一発目にパワフルでスタミナゴリゴリ削る曲を持ってくるのは彼がよくやる手法ですが、ダンスではなく歌に重きを置いたパフォーマンスという意味でのそれはちょっと珍しいかもしれない。
・喉だけではなく全身で歌っている印象がよく伝わってくる。引きの映像も綺麗。
 

Miss you

・爽快ロックからの切なポップという不思議な流れながら、2曲に共通する「聴かせる歌」という点を活かしているような感じ。
・スタンドマイクでのパフォーマンスのイメージが定着してきた曲ですが、今回はハンドマイクで、それでもマイクで塞がっていない側の手による動きの表現は忘れない。
・キーの高低差が難しい曲と作曲者のshinoさんも仰っていた通り、本当にイントロから転調までの広がりが難しそう。
 でも、ライブでのパフォーマンスを重ねていくうち、少しずつ安定感が増してきている気がする。
 

MC

・今日は久しぶりの月イチLIVE。前回開催したのは6月なので1か月置いての開催。でもそんな気がしないのは今月ライブ三昧だからだろうな。
・これからは毎月しっかりやっていけるように頑張っていきたいとのこと。
・今日はちょっとお疲れ気味?声のトーンがいつもより低く落ち着いているような感じがした。
・毎週のニコ生でもお馴染み、乾杯のコーナー。
 田口「コーナー?w」(って言うのかな?っていうニュアンス)
・今日は私は親友と二人でワインで乾杯。彼の配信では乾杯が恒例と言う入れ知恵はしていた為友人も「待ってました!」という反応。
・田口さんは今日はノンアルコールビールで乾杯。ここ最近の彼は食事制限の関係もあってか、ノンアルさえ飲んでいなかったので本当に久しぶり。
 田口「3月のライブでは調子乗って本アルコールビール飲んじゃって、それはイカンなとw」
・無数に降り注ぐシャンパン&ビールのギフト。
・今日も直筆の色紙のプレゼント企画あり。手書きで一生懸命書いたであろうフォントとチョキチョキしたであろう写真が可愛い。
・ギフト上位10名にはミニ色紙をプレゼント。
・配信ならではの企画に友人も「あー確かに、生じゃできないよね」と感心していた。
・今日はちょっと変わったセトリで作ってみたとのこと。やっぱりそうだよねーと納得。
 

Bounty Hunter

・実はこの曲ライブで聴くのは私個人初めてなので意表を突かれた。
・ラップ調の曲は以前からしていた彼ですが、この曲は今までで一番彼の声質にマッチしてる気がする。
・所々で凄い活舌を必要としそうな難しいパートがある。
・田口さんのソロライブは初見の友人が「この曲好きかも」と言っていた。ラップやノリのいい曲が好みの彼女には確かに刺さりそう。
・最後に「OK!」と言ってハンドマイクからヘッドマイクに切り替える動きが配信ライブ感あって良い。
 

Hold Us Down

・まだ音源化してないこの曲、しかしライブではお馴染みの一曲になってきた。
・サビの部分の振り付けが好きな人は絶対に多いと思う。
・前回のダイヤモンドフェスに比べると少ししなやかさを意識した感じの、良い意味で抜きの部分があるようなダンスだった印象。
・ハードでギラギラした印象の強い曲も今回の白い上品な衣装で歌うとかなりイメージが変わってくる。
 

MC

・喋る時の位置に再び戻ってきた田口さんはだいぶ息が切れてる。アップテンポの曲の連続はやっぱりキツイらしいw
 田口「ヤバい、ヤバいぞ…!(鼻息)」
・今日の衣装はナイロン系の生地だから割と涼しい方らしい。そりゃあダイヤモンドフェスの白スーツに比べれば…
 でも例の如くネックレスをあしらったデザインなのでまた例のアレをやらかすんじゃないかと心配していたファンは多いと思う。
・今日も配信協力はミナモトビジョンさん。裏方のスタッフさんの紹介と感謝も忘れないの毎回素晴らしい。彼のいい所。
・息切れがヤバすぎてヘッドマイクを一旦外す。MCも一人で回さないといけないソロライブではよくあること。
 コメント「今日はヘアセット気にしないの?」
・ハーフアップにしていたダイヤモンドフェスでは前髪が引っ付いていたので今回は鏡を用意しているそう。
 本人もアーカイブ見て「あちゃー…」と思ったのかなと想像するとちょっと笑える。
・今回も90日間視聴可能な有料動画の配信アリ。
 

コメントで田口さんにやって欲しいことを伝えて本人がやるヤツ

(↑どう呼べばいいのか分からん)

「ウインクして」・・・やってみるも思った通りお世辞にもかっこいいとは言えない出来w
 田口「俺ウインク下手くそなんですよねーw」
「バク転して」「脱いで」は無理。
 田口「それは後で夢の中でな・・・若干スタッフさん引いてません?w」
「敬礼して」・・・普通に可愛い敬礼。私も友人もただ可愛いとだけ言っていた。コメントもかわいいスタンプの嵐。
大阪弁で告白」・・・とりあえず誰の曲のメロディーに乗せて言ってるのかは皆分かる。
「ローラやって」・・・おそらくモデルのローラさんのアレだと皆多分分かってるのに肝心の本人が分かってない。違う、ヒデキさんじゃないんだ。
 田口「スタッフさん引いてません?レスが全くないなぁ…」
 コメント「引いてます」
 田口「画面上で引くのやめて?」
「手が見たい」・・・私「ありがとうございます!!」友人「ありがとうございます!!」
「シャバーニやって」・・・友人「何コレww」(彼女はこっちの界隈の人間じゃないので分からない)
「しゅうぺいさんやって」・・・元ネタ知らなかったけど普通に可愛いと思いました。
「カメラに壁ドンして」・・・明らかに慣れてない感にもう笑うしかない。
 田口「もしかしてこれノンアルじゃなくて本アルだった?」
「歩きながらおいで」・・・リクエストもマニアックだけど犬の散歩にしか見えないヤツ。
 

stay with me

・MCで散々ふざけた後だから落差が凄い。
・スツールを持ち出していたところで予想できた人は多いと思う。この曲はこのスタイルでの歌い方がいいね。
・ミクさんパートでも口ずさんだり浸ってる感じが何というか彼らしい。こういう演出はデュエット曲ならでは。
・ウェイビーな髪型と白いシャツが曲の雰囲気にマッチしてる。この曲では花束のギフトを贈る人が多いような。
・原曲よりちょっと低めな生歌も聴いてて心地よくてミクさんの声とも合ってる。
・コメントにお礼を言ってる田口さんの声が「マジで疲れてない?大丈夫?」って感じのアンニュイ感あった。
 

DIDA DIDA DIDA

・皆で一緒に踊れる曲として定着してきたこの曲。
・でも私はサビの振り付けもだけど普通に全体の振り付けがポップで可愛くて好き。
・特に「浅ましい夢から醒めた優しい獣」の不思議な動きが可愛いと思う。彼の思う「獣」のイメージなのかな。
・コメントでタイミングよくコールしたくて「HEY!」と入力して待ち構えていた。
・「まだ散らかってんだけどどうぞ」からのカメラアピールが歌詞をストレートになぞっていて彼らしい。可愛いねぇ。
・皆のコメントも歌詞の「獣」は彼のことだと解釈している人が多いような印象。
・曲が終わった後の執事さんみたいな礼がすごく好き。(と、私はTwitterでも呟いた)
 

MC

・DIDA DIDA DIDAが好きな人が多い、と田口さんのコメント。ファンもだけど他のボカロPからの人気堂々第一位の曲なんです何気に。
 一緒に見ていた友人も好きだと言っていた。
・振り付けも一個のアート、という名言が嬉しすぎた。個人的にジュウゴノシンゾウのオリジナル振付は大成功だと思うのでどんどんやって欲しい。
・ライブを作るのは自分にとって1個1個が勝負。ライブはテーマを考えた方が良いと人にアドバイスすることもある。
・今回の白い衣装には意味があって、今の自分の色は何なんだろうと考えた時、真っ新に一からのスタートとして進んでいきたいという気持ちから「白」をテーマにした。
 活動再開から半年以上が経った今敢えてそのテーマを掲げるというのは、最近何か彼に心境の変化でもあったのだろうかと思う。
 

色紙争奪ジャンケン大会

・私以上に一緒に見ていた友人の方が燃えていて笑った。
・友人の指示通りの手を出したものの3戦目で私は遭えなく敗退。物凄く謝られた。
・相変わらず上杉さんに強く反応する田口さんと最早公認になっている皆のコメントが面白い。
・髪が気になって一旦画面上から消える。この緩さと自由さも配信ライブの醍醐味。
 

What Color

・MCで「色」の話をした後だったので何だかストレートに心に響くものがあった。
・彼もボカロPさん達もファンも「1曲目に相応しい」と言っていた楽曲なので、この位置に入ってくるのはすごく新鮮。
・ダイヤモンドフェスに引き続き白い衣装でのパフォーマンス。
 ただ、大人っぽさが目立ったダイヤモンドフェスに比べて華奢な印象のあった今回は、MVのイラストのような少年らしさがあった気がする。
・何かニコニコならではのコメント芸をしたくて、「What Color」の囁きで色付きの下コメをさせて頂きました(コソッ)
 ダイヤモンドフェスの虹色のフォント演出が嬉しかったので。
 

祈るほど後悔

・曲が始まった時の「待ってました!」と言わんばかりのコメント。ファンもだけど彼も振り付け含めてお気に入りの曲なんだと思う。
・「厭厭厭」の脚上げは確実に皆好きでしょう。正面からのアングルもいいね。
・今日の衣装は裾が長く柔らかいのでターンの時の靡き方が綺麗。
・声の加工の感じが好きだと事前に曲を聴かせた友人も言っていた。ボカロ曲らしい部分だと思う。
・前回のライブで「スーツで踊りたい」と言っていたのは曲の締めで服を捲る振り付けが映えるからかな、と少し考えてた。
 今回の衣装でもいい感じにできてましたね。
 

Voices

・ここでこの曲か!とまたまた意表を突かれた。大体オープニングかラストのイメージがあった。
・しかし前2曲の後にこれはキツくないか…?と思ったもののダンスのキレはいつも通り。流石。
・激しさの中に色気のある振り付けだとジュウゴノシンゾウのライブの時にも思っていて、今回はそこに白衣装のせいか儚さのようなものも見えた。
・順番の違いはあれどなんだかんだセトリに毎回入っている辺り、やっぱり彼にとって勝負の曲なんだなと改めて思った。
 

MC

・激しいダンス曲連続でいったな…と薄々思ってはいたが、やっぱり相当堪えたらしい。
 田口「やってもうたな…だいぶ詰め込んでしまったw」
・でもその詰込み具合嫌いじゃない。無理はしないで欲しいけど嫌いじゃない。
・これを見てると普段食べないであろうトンカツ定食とシフォンケーキでカロリー補給してたのも納得。
・8/2のジュウゴノシンゾウLIVEで完成系が一度できたので、コスモシティとの楽曲も織り交ぜて色んなセトリを考えている。
 月イチライブは今年中は毎月ちゃんとやっていきたい。
・ここでまたスクショタイム前につきヘアセット直し。
 

スクショタイム

・誰もいない画面でスクショでやって欲しいポーズを考えるファン勢。
 何やら筋肉が見たい派と絶対見せないで欲しい派がそれぞれ一定数いそうなのが笑う。田口界隈も一枚岩ではないからな(小並感)
・スクショの画像をチャヌさんにリプしたら滅茶苦茶喜ぶのでやって欲しいとのこと。
・視聴者全員スクショに集中しすぎてコメントが完全ストップする。
・セクシーポーズとかキス顔とか色々リクエストに答えるもやっぱり純粋にカッコ良くはならないのが田口さんクオリティ。見ていた友人も爆笑。
・もうこの後はラストの畳みかけ、ゆるゆるタイムはここで終了。
 

Cc:京都遊郭にて、空蝉。

・ジュウゴノシンゾウでも異色だったこの曲をここで入れてくるのは上手い気がした。
・前回のパフォーマンスがバンドスタイルだったのでソロで歌うのはちょっと新鮮。伸びた髪にまた妖艶さが増している。
・コメントでもちょくちょく名前が挙がっている水彩画Pさん人気者ですなあ。私もまた彼とのパフォーマンスは見てみたい。
・キーが難しかった、と対談で言ってはいたもののライブでの生歌は一番安定してる気がする。
・MVを知らない友人も京都の雰囲気を感じてくれた。遊郭とか京都とか前時代的な要素が好きな彼女にも刺さる曲だったらしい。
 

ニライカナイ

・セトリが分からない中、このイントロの時点でギフト画面を開いてた人が多数いたと思う。
・今回は魚の売り切れ現象なし。その代わりギフトが込み合っているような表示にはちょくちょくなっていた。
・売り切れないので皆が容赦なく降らせまくったせいか画面がカクカクするのは避けられない。
・彗星ハネムーンのコメントの一体感が好き、という彼の求めているものを一番満たしている曲であることは間違いない。
 

ペタルダンス

・色々とレアなセトリの中でも、やっぱりラストに相応しいのはこの曲。
・畳みかけるような演目からでも、心を込めて歌っているのが伝わってくる歌声だった。
・ここでも何か印象的なコメントをしたかったので、一番好きなフレーズを下コメとして入れました(コソッ)
 「過去は変えられる」と同じくらい好きな言葉。
・武道館、という現在の彼を知っている者しか知らないコメントが流れる。何も知らない友人も黙って見ていてくれたところに優しさを感じた。
 

MC

・締めの挨拶。コロナの影響で直接会えない時期は長いかもしれないけれど、皆と繋がってないと感じたことは一度もない。
 ここでOn the moonの曲名が出てきたところでちょっとウルっとくるものがあった。
 コメント「このような場所があることに感謝」
・確かに、コロナに翻弄されっぱなしの2020年ではあるけど、通信が発達している時代でまだ良かったと思うな…と私も思う。
・音楽業界も模索していて、ライブハウスも苦境に立たされている中でも、音楽をビジネスとしている自分たちは夢を与え続けていかなければならないと思っている。今が踏ん張り時なので頑張りましょう、と田口さんのコメント。
・皆で「やっとだね!」と会える日は本当に感動できると思う。そんな未来では一緒に笑いたい。というペタルダンスの歌詞を綺麗になぞった言葉が素敵。
・画面いっぱいのアンコールのコメントに期待通り応えてくれる田口さん。
 田口「『良い日』であったな、と思えるといいかなと思って、久しぶりにこの曲を歌います」
 

Good Day(アンコール)

 田口「この場にはDAZZくんもKIRAちゃんもいないけどね、でも思いは繋がってるから」
・この間のインスタでこの曲を流したのは何かのフラグだったんだろうか。
・DAZZさんとKIRAさんのパートで勿論彼は歌っていないのだけど、彼自身のコールや合いの手でまるでそこにいるように感じる。
・「青く輝く」の歌詞に沿っているのか、青い背景とライティングが綺麗。
・「地球に飽きるまで何度でもリプレイ」って凄く魅力的な歌詞だよねぇ…。
 

■総括

今回のライブのテーマとして、「白」という色を挙げていましたね。
「真っ新な気持ちで一からスタートしていきたい」という思いは分かるような気も、ちょっと意外なような気もしました。
活動的な8月でしたが、その中で何か新しい発見でもあったのかな。
彼は毎回ライブの挨拶でフラグのようなものをチラ見せしてる印象があるので、その度に毎回ドキドキしてたり…
 
今回は一人ではなく一番仲のいい友人と揃っての視聴で、前回のジュウゴノシンゾウLIVEとはまた違った楽しさがありました。
友人にとって田口さんは全くの初見ではなく、KAT-TUN時代に一度ライブに参戦して以来の鑑賞とのこと。
その当時の彼はMCでは殆ど喋らずモデル立ちしていたイメージがあったという。(確かにそうだったかも…笑)
そんな彼女から見て、MCで気さくに話す彼の姿はとても新鮮だったそうです。
そして今の彼の活動を話すと、「自分の推しをこんなにしょっちゅう見られるなんて純粋に羨ましい」と…
 
彼がアンコールの一曲として選んだ「Good Day」を聴いていた時、個人的には彼が言っていた「白」とは別の裏テーマのようなものを感じました。
言葉で言うとしたら、「繋がり」と「良い日」。
私も私生活の中でコロナに影響された場面は多く、実家にもろくに帰れないし友人と会うのも久しぶり。でも、繋がってなかったわけじゃない。
その場にいないDAZZさんとKIRAさんとのコラボ曲を歌っていましたが、彼の言う通り「思いは繋がってる」というものは確かに感じていて。
田口さんを含めアーティストの皆さんも大変な状況ではあると思いますが、良いものを魅せたいという思いは各々の間で繋がっているものなんだな、と伝わってくるようなアンコールでした。
偶然にもコーラとピザとWiFiを用意して見ていたので歌詞との思わぬリンクに少し笑ってしまった私達ですが、美味しいものを食べながら遠隔でライブを鑑賞できるというのもこの状況あってのものかも。
コロナストレスと猛暑でここ最近鬱屈としていたものの、彼の言う通り今日が「良い日」になったことは間違いない。
 
「自分の推しをこんなにしょっちゅう見られる」という「繋がり」に感謝しながら、「良い日」を過ごせる私たちは幸せ者ですね。良い8月だった。
あ、田口さんは遅めの夏休みをどうぞ楽しんでください。
そこから感じたインスピレーションでまた色々魅せてくれるのを、楽しみにしています。