今日という日は残りの人生の最初の日

人生を充実させるコツは、より多くのものを好きになること。

永遠の輝き ―DIAMOND Fes 2020 -ONLINE LIVE- Vol.2の感想

DIAMOND Fes 2020 -ONLINE LIVE- Vol.2の配信を見ました。

アーカイブ期限ギリギリになってしまいましたが、文章として残しておきたかったのでレポします。
どうぞお気軽に閲覧ください。
 
 

Voices

・VoicesのMVが流れた途端コメント欄が賑わう。前座のBREAK THROUGHさんのパフォーマンスも普通に楽しんでいた田口ファン勢ですが、やっぱり真打の登場となると息を吹き返した感が凄い。
・本日は純白のスーツとハーフアップの髪型で登場。ニコ生で彼のハーフアップは何度か見ているものの、今回はただのまとめ髪ではなくオシャレ感を意識したそれだったので何というか色気があった。若干オーバーサイズ気味のカッチリした白スーツの所為かいつもより身体が大きく見える。
・カメラワークもやっぱり外部のフェスとなるとクオリティが段違いで、冒頭の何かを投げてキャッチするような振り付けもストレートに目に入ってくる。
・全体的に青いライティングでの演出となっている中、間奏部分の白いレーザーみたいな光の演出が凄い。この曲のダンスの魅せ所はやっぱり間奏部分なので、ここで映像効果と照明効果を最大限使用しているのは大勝利だと思う。普通にMVとして成立するレベルでしょう。配信とは思えなかった。
 

Hold Us Down

・音源化してない唯一の曲ながら、ライブではもうすっかりお馴染みの曲。イントロの時点でもうワクワク感が凄い。
・ライティングも青から赤に変わりステージの雰囲気が一気に変わる。
・振り付けが印象的な曲だと思う。サビ部分の振り付けはもう覚えたし何なら無音で見ても脳内で歌える自信がある。
YoutubeにもLive ver.が挙がってるしこれまでの配信ライブでは毎回やってるけど、今回は特にダンスのキレが段違いだった気がする。いつもが100だとすると今回は150くらい。それぐらい気合の入りようが違うように思える。
・途中のカメラアピールの上手さはもう流石としか言いようがない。踊り手の方が盗みたくもなるわけだ…
・最後の方で音響若干遅れた?と思ったけどそれでも音ハメに狂いがないダンス。
 

Calling

・本人も今回のフェスの中では好きだと言っていたパフォーマンス。私も何気に一番好きだったので嬉しい。
・前2曲に比べるとスローダンス気味の曲ではあるけど、それでも技術の高いことをサラッとやってる感じが好き。
・いつもの配信ライブとはステージの広さが全然違うので流れるようなステップが映える。
・「昼を覆いつくし夜を裏返そう」のパートの笑顔には全員やられたはず。
 緊張感に満ちた表情も好きだけどこういう「ああ、踊るのが本当に好きなんだなあ」という表情を途中で見せてくれると凄く安心する。
・「重力から解放され君のもとへ」の後の重力から解放されてる感が本当に気持ち良い。(と、Twitterでも私は主張した)宇宙がテーマになっているコスモシティの歌詞の中でも振り付けがつくことによってよりテーマが強調されている部分だと思う。
 

Satellite

・曲の境目のメトロノームオンの合図と共に画面がモノクロに切り替わる。そ、そんな演出が配信で可能なのか…(驚)
・照明とか映像効果とか打合せで色々話し合ったみたいだけど彼の意見が反映されたのはどの部分なのかが気になる。
・「君がこっそりポケットに忍ばせた」の部分のカメラワークがナイス過ぎた。こういう歌詞にリンクした動きは割と彼がよくやってることなんですが、クローズアップしてくれれば嫌でも全ての視聴者の目に焼き付くと思うので。
・指先まで神経が通ったような美しい彼のダンスがよく強調された振り付けだと思う。
・最後のサビでモノクロの画面が自然とカラーに切り替わる。「悲しさだけじゃない」のストレートな身振り手振りがやっぱり彼らしくていい。手に入れたのは悲しさだけじゃないよね。
 

MC

・ここまで畳みかけるようなパフォーマンスの連続なのでおしゃべりしてるのを見ると妙に安心してしまう。月イチライブのようなアットホームな緩さとは違い、外部でのものだからか少し余所行き感のあるトーク
・これだけ詰め込んだセトリの後にも拘わらず息を切らすこともなく喋っているのには凄いプロ意識を感じた。
・現在の自分の活動について解説。その後は曲の合間の水休憩(笑)配信ライブでは見慣れた光景ながらこういう場面だとなんだか新鮮。照明とかすごい暑いと思うので脱水気を付けて!と思ってた。
・スタッフの方々への声かけと紹介も欠かさずやるところ本当に好きだよ、前にも言ったけど。
 

祈るほど後悔

・「この曲はスーツで踊りたい」と本人も言っていたので今回は白スーツでのそれが見られたのは嬉しい。
・ジュウゴノシンゾウのライブでは片手がマイクで塞がっていたので両手がフリーな状態での振り付けは初めて見たかもしれない。
・所々でスーツの襟を直すような仕草さえも振付の一部に見える。
・ここまでダンスパフォーマンスが続いている中で思ったのが、最後は割と後姿でのフィニッシュが多いということ。途中は動きの激しさについていけなくてここという静止画がないんだけど、スクショで残した時に一番映えるのは意外に最後の後姿だったりする。
・この辺りで前髪が汗で貼りついてきていてダンスのハードさを物語っている。
 

What Color

・ジュウゴノシンゾウでは「一曲目」のこの曲がここに入ってくることで第二章に入ったかのような切り替わりが感じられる。
・虹色の照明と虹色のフォントがが曲の世界観をよく表してくれてる。
・まだかなり若いボカロPさんが作った楽曲に彼独自の振り付けが付くってよくよく考えると凄い融合ですね…
・これまでの配信ライブでも入ってくる確率の多い曲なので彼の中でも思い入れの強い曲なんだと思う。
 

Miss you

・ここに来てようやくスタンドマイクでの演出となる。
・アップになった時の首筋に滲む汗と貼りついた前髪がここまでのパフォーマンスのハードさを感じさせる。ダンスの真っ最中より一旦落ち着いた後の方が一気に汗が噴き出してくる感じあるよね。
・ここで「染みる」とか「泣ける」のボタンを連打していたのは私ですすみません。
・途中でスタンドマイクからマイクを外して全身で歌うようなパフォーマンスに切り替えてきたところが何とも彼らしい。
 

フライアウト

・曲に入った時の煽るような掛け声に限界感出てて体力マックスな様子が伝わった。
・白スーツで歌うロックって新鮮。でもダンスミュージックのイメージのあった彼にロックが意外にマッチするんだというのはジュウゴノシンゾウを通しての新発見。
・「悪くないよな」とか「愛したいよな」って歌詞の男らしさがなんか好きです。
・画面いっぱいのFLYOUTの文字。配信だからこそできるちょっとした演出が良い。
 

ペタルダンス

・この曲、是非このステージで歌って欲しかったのでイントロが流れた時嬉しかったなあ。Satelliteと並ぶ二大締め曲。
・「強がって生きていたい」の部分が歌詞もメロディーも一番高ぶるところ。強い思いを表現するために地声で頑張って歌った部分。ファルセットにしなくて正解。
・「泣いたっていいの」の右手の表現がもう田口さんらしさ全開なんだよなぁ。ダイレクトで良い、分かりやすい。
・笑いたい未来に、今日のこの時だけでももう一歩近づいていると思ったよ。
 

MC

・前半のコスモシティと後半のジュウゴノシンゾウを再度紹介。
・慎重に言葉を紡ぎながらも、いつもの笑顔を見せながらも、「今の自分と一緒にステージを作ってくれることが有難い」という気持ちをコメント。「それって凄くハードルがあって…」という言葉に胸が詰まる感覚があったよ…
・その有難さは芸能活動をもう20年以上やってる中でも今凄く身に染みている、と。確かに、今がコロナ渦ということも含めてこういう場は当たり前にあるわけじゃない、と私も思いました。一緒に作っていただける人に感謝せねば。
・「皆に少しでもパワーを与えられる人でありたい」というコメントはジュウゴノシンゾウLIVEでも同じようなニュアンスの言葉がありましたが、「そんなアーティストでありたい」ではなく「そんな人間でありたい」という言葉の選び方が個人的にはすごく好きです。
・楽曲「ペタルダンス」について。作曲者であるジグさんのお名前も出る。「未来は変えられないけど過去は変えられる」という歌詞に凄く共鳴したとのこと。うん、この楽曲を聴いた人は皆染みるフレーズだと思う。何が起こるかわからない未来は変えられなくても、過去に起こったこと・起こしたことは自分の行動次第で良い方にも悪い方にも変えられる。「僕の過去をひっくるめても今後愛してくれる人が増えてくれると嬉しい」というコメント、かなり希釈して言ってるけど今貴方を見てる人には心の奥深くまで刺さったんじゃないかな。今この肉声を聞いていない方にもいつか届くといいね。
・「ちょっとマイク替えます、あと水飲ませてください」と言った後の後姿すら愛おしい。
 

Never lose my vibe

・また最後に凄いハードな楽曲だ…
・実はステージでこの曲聞いたのは私個人初めてなんですが、こんなに難解な振り付けが付いていたとは。最後の力を振り絞るように、所謂アンコールの部分にこの手の曲を持ってくるのは彼がよくやる手法だけどこう来るとは思わなかった。
・全体的に「獣」を感じさせる楽曲だと思う。DIDA DIDA DIDAの「優しい獣」って歌詞を聴いた時も思ったんだよなあ。
・最初の方はフワフワ感を感じた後れ毛の部分も汗で濡れてウェイビーになってる。
・所々で宙を見るような視線が印象的だった。そこに彼は何が見えていたんだろう。
・この曲でも最後は後姿。ペタルダンスで一旦締めくくった後でこの曲を持ってきたのはいいバトンだったね。
SEAMOさんへの繋ぎの直前に「また会いましょう」という言葉が聞けたのは特に意識はしてないんだろうけど素敵な偶然でした。また会える場があることが単純に嬉しいよ。
アー写に切り替わった後も「もっと盛り上がっていいんですよ!」という彼の声が聞こえるところはあまりに彼らしさが過ぎて笑った。
 

■総括

久々のフェス!いつもニコ生に慣れている私達からするとチケットの取得やログインの仕方まで何もかもが違うので結構手こずってしまいました。
でもどうにか観ることができて良かったです。想像以上に最高のステージでした。
しかしコメント欄のいつメン感に笑ってしまいましたよ。皆さんTwitterとHN一緒にしてくるんだもん笑
 
今回のセトリは後日行われた月イチライブと割と曲目が被ってましたが、このフェスにおける気合の入りようはレベルが違ったなあ、と見比べて思いました。
途中のレポでも言いましたがいつもが100だとするとこの時は150ぐらい。いや、もっとかな?
彼の力量もありますが、とにかくカメラワークと照明と映像効果が桁違いでしたね。
どんな媒体も生で見る彼のパフォーマンスに勝るものはないと思っていますが、この映像は生の彼を見た時の感動に限りなく近かったと思います。
ピクセル数とコマ数が足りねえ!って映像越しだとどうしても思ってしまうものが、今回はあまり感じられなかったなーと。
ダイヤモンドフェス関係各社の皆様には感謝しかないです。ここ最近のライブでは田口ファン勢もリピ率が非常に高いんじゃないでしょうか。
 
よくよく考えると40分で10曲、しかも内半数以上がダンス曲って相当ハードなセトリだと思うんですが、今の田口さんの全身全霊を詰め込めるだけ詰め込むには「これ以上はない!」と自信をもって言えるセトリでした。
 

■後日談

(田口さんのニコ生より)
ダイヤモンドブログはブログ会社であり、主に韓流のアーティストさんのマネジメントも行っている会社さんとのこと。
そのダイヤモンドブログの方が自分のステージを称賛してくださってとても嬉しかったと。そりゃそうだよ、あんなに力の籠もったパフォーマンスを魅せたんだもの。
持ち時間はワンマンライブに比べると勿論少ないですが、その尺で最大限のものを魅せることには妥協を惜しまない方々だと思えたので、是非またお呼びいただけると有難いなあ…と強く思いました。
 
(田口さんと飛鳥さんのTwitterより)
今回のライブフォトの撮影は飛鳥さん。ジュウゴノシンゾウLIVEでは美しいピアノの旋律を披露してくださった方ですね。
最初は「何故に飛鳥さん?」と思いましたが、彼はキーボーディスト兼カメラマンさんでもあると改めてプロフを読んで知るという。
エッフェル塔と見事にシンクロした画像のLINEのスクショにはセンスを感じざるを得ませんでした。彼の撮ったライブフォトが楽しみです。
それにしても飛鳥さんはアレを生で見ていたのか…なんと羨ましい。
 
SEAMOさんのYoutubeより)
今回、田口さんの後に出演されていたSEAMOさんのダイジェスト動画が、公式YoutubeチャンネルにUPされています。そしてなんとも嬉しいことに後半のコメントで田口さんについて少し触れて頂いています。
コロナ禍でも少しずつライブができるようになり、配信形式のライブも徐々に行われていく中で、久しぶりにライブをやるとスタミナが落ちているのを感じると。
ライブ前の地型作りが大事だと田口さんのパフォーマンスを見てそう強く思われたそうです。
「まだまだ若いもんには負けたくない!」と仰っていたのを聞いて、そうか、田口さんはまだ若いもんのうちに入るのか…と妙な感覚がありました。
今回BREAK THROUGHさんから始まって、徐々に年齢が上がっていく構成も地味に面白かったなあ…笑
確かに、最後の曲でも一切振りが崩れることなく100%の力を出し切るのには相当な体力というか、スタミナが必要なのは見てるだけの私でも分かります。
最後は白いカッターシャツが透けるほど滝のような汗が滲んでいましたが、コメントでもあったようにエグい体力だと思いました。
6月頃からパーソナルトレーニングやら糖質制限やら妙にストイックにやっていて「何かあるのか?」なんて勝手に想像していましたが、単純にライブの為の下地作りだったんだなあと。
「筋肉つけ過ぎないでー!」とか「脱がないで―!」とか言っていた私達の想像なんて、いかに乏しいことよ…笑
SEAMOさんとは年末のフェスでもご一緒したり、何ならKAT-TUN冠番組にゲストに来ていただいたりしたこともあったので、何気に要所要所でご縁のある方だと思っています。その為か田口さんの後のSEAMOさんのパフォーマンスも普通に楽しくて、ノリノリでコールしていた田口ファン勢が印象的でした。
あと、SEAMOさんのファンらしき方が田口さんのパートでコメントと投げ銭してくださってたの嬉しかったな。
またどこかでご一緒できると嬉しいなと思います。
 
(田口さんのニコ生より)
今回白いスーツを選んだ理由は、「衣装らしい衣装を着たかった」とのこと。
ジュウゴノシンゾウLIVEでは「流石に白スーツはアカンやろー」と言ってましたが、全然アカンくなかったよ。
ノーネクタイでハーフアップの髪型とも合ってた。しかし「マフィアみたい」のコメントには流石に笑わざるを得ませんね。
その白スーツがグショグショになるまで全力を振り絞ったステージ、期限ギリギリまで何周でも見ていたい素晴らしいものでした。
8月は何かと貢ぐものが多くてかなり財布の紐を緩めましたが、見て良かったです。
 
9月は割とのんびり水面下での活動が中心となるようですが、その活動がいつか表で花開くときが楽しみですね。
楽しい夏を本当にありがとうございました。